働く人と組織のメンタルヘルスを支援するオフィスソトコト木下芳美です。

 

今週の初め、日本経済新聞名古屋支社主催の名古屋ウーマンビジネスプロジェクトに参加し、(株)ワーク・ライフバランス社長 小室淑恵さんのお話を聴いてきました。

仕事と私生活の調和は、メンタルヘルスとも直結する大切なトピックですし、私自身がそれと格闘していることもあって、とても楽しみにしていました。

どうしたら残業せずに成果を上げられるのか、その秘訣が知りたかったのもあります。

 

この講演で、私がこれまで小室さんに抱いていたイメージが吹き飛びました!

資生堂を辞めて起業するという輝かしい経歴、すべてを手に入れ、ワークライフバランスを体現しているできる女性。

しかも超美人ときているので、近寄りがたいイメージがありました。

TVの討論番組などで見かけても、クールでおすましな感じでしたし。

 

79939916c9dbaf8fc1f9a432b3fcb0a2_sところが、この講演は、早口、カジュアルな言葉、自虐ネタも満載。

それに、きっと伝えたいことがいっぱいなんだろうなぁと感じさせるぎっしり詰まったパワポ資料。

勝手な想像で抱いていた小室さん像とはかなり違うぞと、いい意味での想定外がたくさんでした。

 

この日のお話から、小室さんの太い幹の信念が感じられ、しかもデータと実体験の裏付けから語られる内容の説得力はすごかったです。

「自分はティーチング型だった。できない人には、教えたくて仕方ない。」という自分の傾向が災いし、部下指導がうまく機能しなかった経験。

その経験があったからこそ、「このリーダーといると自分が成長できると感じさせてくれるリーダーがこれから求められる」という話が、研究者や評論家の話とは違って、実感を持って伝わってきました。

 

一番印象的だったのは、「『仕事ももうちょっとやりたい。子供とももうちょっと一緒にいたい。』と思うからこそ、次の朝仕事に行く時の意欲が生まれ、子供のいたずらや失敗もいとおしく思える。」という話。

なるほど~です。

今回、直にお話を聴いて、いっぺんにファンになりました。

 

そして、改めてアリストテレスの言う説得の三要素、エトス(信頼性)・パトス(情熱)・ロゴス(論理性)が備わっているかどうかって本当に大事だと確認した次第です。

私には、この三要素が揃っているでしょうか?

日々点検と努力が必要ですよね。