緊急事態宣言が各所で解除になり、街や公共交通機関にも、かなりの人が戻ってきましたが、
コロナウィルスへの警戒を弱めるわけにはいきませんね。

人のストレス反応に関するハンス・セリエの理論に「適応症候群」と言われるものがあります。

おそらく、多くの方が、1月の終わりから2月の初旬にかけて、コロナウィルスの恐ろしさを知り、
だんだん身近なものになっていくという経験をしました。

そして、その直後から、急激な生活の変化を強いられ、戸惑いつつも、なんとか適応しなければ、と、奮闘してきたように思います。
それは、今も続いていますね。

ストレス反応のプロセスでは、
初めに「警告反応期」というものが来ます。
これは、ショック(ストレス)を受けたけれど、なんとかそのショックに立ち向かおうとする時期です。

次に来るのが、そのストレスに対し、負けないようがんばろうと奮闘する「抵抗期」です。
この時期は、がんばれてしまうので、自分がエネルギーを消耗していることに気付かない可能性があります。

しかし、その後に「疲憊(ひはい)期」がやってきて、心身の不調が現れ、病気につながってしまうこともあります。

今の私たちは、「抵抗期」にある可能性が高いです。
この時期は、人によって長さが異なり、長期にわたる可能性もあります。
よって今時点では、疲れも感じないし、気持ちも明るいという人の中に、反応が遅れて出る人がいるかもしれません。

ここで、自分が実は消耗しているのだということに気付いて、手を打つことができれば、次に来る「疲憊(ひはい)期」を避けることができます。

内閣官房のHPに、簡単にストレス度をチェックできるページができました。
結果が出ると、相談先やセルフケアの方法を教えてくれるページに移動できますので、ときどき、チェックしてみてください。

内閣官房「こころのストレスチェック」