2015年の年末に、三越伊勢丹ホールディングスが今年の初売りを正月3日にするというニュースを耳にして、「それがいいよ~」とほっとしたような思いになりました。

三越伊勢丹HDは、売上減は覚悟の上自社の従業員やテナント従業員の労働環境の改善に出たわけです。

しかも、それをお正月商戦のタイミングで行うということが、ほんとうにすごいことだと感動すらしました。

従業員満足を上げるのだという英断だったと思います。

ESがあってこそのCSですもんね。

 

そしてフタを開けてみると、新宿の伊勢丹本店では、昨年2日の初売りに比べ、今年の初売りの3日は、9%売上が上がったというではないですか!何ということでしょう!

そもそもの伊勢丹というブランドの力もあるし、カレンダーの並びの影響もあるかもしれません。

でも想像して楽しいのは、お客さんの中に、三越伊勢丹HDの方針に賛同して「福袋は伊勢丹で買うぞ!」という方がいたのではないかということ。

買う側も、株式投資だけでなく、会社の在り様に共感して応援するという買い方になってくると、こういった企業が増えてきて、企業の価値というのものが大きく変わりますね。

エビデンスはないにしても、従業員満足が上がることが、収益にもつながるという1つのケーススタディになるかもしれません。

そして、一人ひとりのワークエンゲイジメントの高まりにもなって「健康いきいき職場」の実現にも一役買いそうです!

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いつの頃からか、お正月でも量販店は営業するのが当たり前となって、そういうつもりで行動するようになってしまいました。

現に今年も、カセットコンロのガスがないことに大晦日の夜中気付いて、でも「ま、いっか、明日買いに行けば」という発想になってしまうのです。

翌日の元日にイオンで購入できましたが、これも元日から働いてくれている人がいたおかげです。

ありがたいし、便利で助かるけれど、自分の行動も含めて「なんだかなぁ」という思いもふつふつ。

お正月三が日くらい、せーの!で休みませんか?

 

それから、私はamazonプライム会員ですが、「何もそこまで急いで届けてくれなくてもいいのに」という買い物もあります。

「あれ、もう来ちゃった」って驚くようなことも。

みなさんは、そのような体験はないですか?

配送センターで働く方々、そして運送業者のドライバーさんのことを思うと、逆プライム会員があったらいいのにと思ったりもします。

顧客サービスの向上を目指すことで、働く人が疲弊してしまうのは、誰も望んでいないのでは?