働く人と組織のメンタルヘルスを支援するオフィスソトコトの木下芳美です。

思わぬお話をNPO法人アスクネットさんからいただき、愛知県岡崎市にある光ヶ丘女子高等学校へ、私のカウンセラーの仕事について話をしに伺ってきました。

 

講座は「光(キラキラ)女子未来入門講座」というかわいらしいタイトルで、1年生を対象とした職業理解と進路選択のきっかけとなるように、という目的のもの。

私以外には、弁護士、保育士、キャビンアテンダント、カフェのオーナー、エステ経営の方など、10数名が講師となり、それぞれ教室に分かれて、5~6時間目の授業を行いました。

1年生の早い段階で、自分の将来を考える機会を設ける光ヶ丘女子高校さんの方針に感心すると同時に、それを何年も支えてきたアスクネットさんの社会貢献活動にも頭が下がる思いです。

 

「こころの時代」と言われて久しいですが、カウンセラーという心理援助職に興味を持っている生徒さんが多いというのは、時代を反映していますね。

心理の世界の仕事は、自分と徹底的に付き合っていくことで、やればやるほど苦しいことにぶち当たります。

また、非正規労働が多く高い収入が見込めない仕事でもありますし、休日を勉強に費やすことも多く、いろんな困難を伴いますが、それでもやりたいと思って進んでくれる生徒さんが一人でも現れたらそれはそれは嬉しいことです。

 

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同時に別のことも思いました。

情報があふれる今だからこそ、限られた情報から職業を選ぶしかなかった昔とは違う困難があるのではないかと。

選択肢があればあるほど人間は迷いますよね。

ましてやネットの情報という信頼性が疑われる情報を鵜呑みにしてしまうこともあるでしょうし。

自分の選択はこれで正しいのか・・・。

ただでさえ不安が蔓延する世の中で、氾濫する情報は人の不安感をさらにあおることにもなりかねません。

そういう意味でも、私をはじめとする講師からの「生」の声が、生徒さんたちにとって信頼に足るものであることを願っています。

 

女性の活躍をと声高に言われる今。カウンセラーやその他の心理援助職は、女性が活躍できる仕事でもあります。

直接的な専門職でなくても心理学の学びが活かせる仕事の領域は広く、もっと言えば、普通のお勤めであっても組織に身を置けば、心理学の素地があることが人間関係のスキルとして非常に強みとなります。

光ヶ丘女子高校のみなさんの未来がキラキラ輝きますように!

インターンシップとなると大変なので、もう少し気軽なこういった取り組みがあちこちの学校で行われると良いなぁ~。