新年度を迎え、新しい生活に入られた方も多いことと思います。

かく言う私も、母校 南山大学にもどって、”人間文化研究科 教育ファシリテーション専攻”という一度では覚えられないような名前の専攻の院生になり、新生活スタートです。

 

4月1日の入学式は、カトリックの大学ならではのセレモニー。

聖歌や聖書の朗読、司祭様によるお祈り、アシジの聖フランシスコの言葉「平和のための祈り」の合唱が行われました。

その一節に

「絶望のあるところへ 希望をばもらたしめよ

悲しみのあるところに 喜びを

闇のあるところに 光をもたらしめよ」

という言葉があり、自分の仕事ってこういうことなんじゃないか、と今さら認識するという思わぬ機会になりました。

 

プログラムに印刷されたこの言葉を見つめていたら、これまで出会ったクライエントさんの顔が浮かんできました。

私は、希望や喜びや光をもたらすことができているんだろうか・・・。

カウンセリングの理論や技法は、あまたあるけれど、どんな理論に依拠していたとしても、一番大事にしなければいけないことだ・・・。

そういう意味でも、この入学式がとてもよいセレモニーになったと感じています。

 

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さて、この専攻は社会人対象で、金曜の夜と土曜日、そして集中講義を中心に授業が組まれています。

仕事を調整したり、早めに切り上げて職場から飛び出ればなんとか通えるわけですが、通うだけでは済まず、自宅での学習や研究があってこそなので、本当に気力と体力勝負です。

しかも、大学への道は坂道が多いので、それを登り切らないといけません。まずここに関門があります(笑)。

 

入学式では、周りは18~9歳のみずみずしい人ばかりで、「この人たちには長い未来があるんだなぁ~」と心底うらやましく、「もっと早くに、この選択をしていたらもっともっと色んなことができたのに」と悔やむ思いもないわけではありません。

ただ、遅まきながら、働く人のメンタルヘルスの仕事の現場体験があってこそ、学びたい探究したいという思いが込み上げてきて、ようやく機が熟したというところでしょうか。

研究したいことは、職場の心の健康度を上げるための組織開発や研修開発、そして、心療内科でのリワークプログラムの中でのラボラトリー方式の体験学習です。

 

同期は私も含めて4人。

みんな人間としてベテランの人ばかりです(笑)。

そして、専門領域はバラバラ。

その面白みも楽しみながら、3年計画で修士課程を終える予定です。