今日の朝は、ニュースで雅子さまのお姿を拝見し、穏やかだけれど凛とされたご様子から「お元気を取り戻していらっしゃるなぁ」と感じられ、とても安堵したような嬉しいような気持ちになりました。
均等法第一世代に入る私にとって、外務省にお勤めの頃の雅子さまは、雲の上の存在ではありながらも1つのロールモデルだったのです。
愚か者なので、まずは見た目からというスタンスですが、立ち襟のコートやトレンチを颯爽と着こなし、世界で活躍されている姿は、ほんとうにとてもカッコ良くて憧れたものです。
もちろん外見からは推し量れない、ご苦労があったことは承知しています。
そんな雅子さまが、大きなキャリアチェンジで皇太子妃になられた時には正直言って大変戸惑いましたが、外務省でのご経験をこれからは皇室外交で活かされていくのだろうと期待していました。
ですから、その後長い間「適応障害」に苦しまれることになろうとは思いもよりませんでした。
仕事を通じても、心の健康を崩したとても優秀な女性とお会いするケースがありますが、周囲の期待に応えよう責任を果たそうと、自ら重い責任を背負ってしまう方が多いように思います。
今回のご訪問には、ドクターは同行していないということです。
徐々に、新しい場面に挑戦されているのですね。
国民からの期待が強すぎてプレッシャーになるのはいけないとは思いつつも、今回のトンガでのご公務により、雅子さまがご自分の回復と復元力を実感される機会になることをお祈りしています。